ロシアによるウクライナ侵攻から、まもなく2年が経とうとしています。
この出来事をきっかけに、改めて**「安全保障」というテーマを私たち一人ひとりが真剣に考える必要があると感じます。
戦争という極限の現実が、地理的・歴史的・経済的要素の複雑な絡み合いによって起こることを考えると、
やはり「地政学(Geopolitics)」**の理解が欠かせません。
お正月に読んでいた本の中でも、特に印象に残ったのが、
慶應義塾大学の廣瀬陽子教授によるプーチン大統領の戦略分析を扱った論文です。
國際政治のダイナミズムを現実的かつ冷静に読み解く内容で、まさに必読といえるものでした。
廣瀬教授の分析は、単なる国際関係論にとどまらず、
「エネルギー・資源・地理・歴史的記憶」といった要素が国家戦略にどう影響するのかを丁寧に整理しています。
この視点は、国防や外交といった国の問題だけでなく、
私たち地方自治体や地方議会の政策判断にも通じるものがあります。
福井県は、原子力発電所を多数抱える地域として、
エネルギー政策や安全保障の観点からも全国的に注目されています。
そのため、世界情勢や地政学的リスクの変化は、私たち県民の暮らしにも直接的な影響を及ぼす可能性があります。
福井県議会でも、エネルギー・防災・経済安全保障といったテーマは年々重要性を増しており、
地域の安全と安心を守るために、現実的でバランスの取れた議論が求められています。
私自身、福井県議として、国際情勢を注視しながら、地方の立場から何ができるのかを考え続けていきたいと思います。
地政学的な視点は、ニュースを“遠い世界の話”としてではなく、
「私たちの暮らしの基盤に関わる課題」として捉えるための重要な知識です。
もしご興味のある方は、ぜひ廣瀬陽子教授の著書や論文を手に取ってみてください。
きっと、世界の見え方が少し変わると思います。
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