活動報告

こどもホスピスの視察を終えて

先週、横浜にある「こどもホスピス」を見学してきました。
こどもホスピスとは、病気の治療が難しくなったり、余命を宣告された子どもたちとその家族が、少しでも穏やかで楽しい時間を過ごすことができるように支援する施設です。
医療的なケアだけでなく、「家族が一緒に笑顔で過ごせる居場所」をつくることを目的としています。

私はこれまで、福井県議会でもこの「こどもホスピス」構想について提案や要望を行ってきました。
しかし、やはり実際に現場を見なければ分からないことも多いと感じ、今回、現地の施設を自分の目で確かめるために視察を行いました。

お話を伺った代表の方は、ご自身の娘さんを病気で亡くされた経験を持ち、その悲しみを乗り越え、同じように苦しむご家族やお子さんたちのために施設を立ち上げられた方です。
その強い信念と優しさ、そして「子どもたちの時間を大切にしたい」という思いに心を打たれました。

施設の中には、子どもたちが安心して過ごせるような配慮が随所に見られました。
色づかいや照明、遊具の配置、スタッフの接し方など、すべてに「子どもと家族の笑顔を守りたい」という想いが込められています。
その温かい空間に触れながら、私自身も深い感動を覚え、多くの学びを得ました。

福井県にも、こうした施設が必要だと強く感じています。
病と向き合う子どもたち、そしてご家族が、少しでも心安らぐ時間を過ごせるよう、私たち福井県議が中心となって、医療・福祉・地域が連携した支援体制を築いていくことが大切です。
この視察で得た経験を今後の活動にしっかりと生かし、福井県議会の場でも議論を深めながら、福井県での「こどもホスピス」実現に向けて全力で取り組んでまいります。

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