明治時代の福井県麻生津村(現・福井市)を舞台に、眼鏡産業を根付かせることに心血を注いだ人々を描いた小説『おしょりん』が、ついに映画化されます。
主演の増永むめ役に北乃きいさん、そしてその夫・五左衛門役には小泉孝太郎さんが決まり、主要キャストが発表されました。
昨年、生誕150周年を迎えた増永五左衛門は、まさに「福井の眼鏡産業の父」と呼ぶべき人物です。
彼は大阪で学んだ眼鏡枠製造の技術を、農家の副業として地元に導入するために私財を投じて工場を設立し、技術者の育成や製品開発に全力を注ぎました。
その挑戦が、現在の「メガネのまち鯖江」の礎を築いたのです。
映画『おしょりん』では、当時の困難や地域の人々の協力、そして産業を根付かせようと奮闘する姿が丁寧に描かれています。
物語を通して、福井県民の粘り強さや誠実さ、そしてものづくり精神を改めて感じることができるでしょう。
撮影はすべて福井県内で行われ、ロケ地には越前町の萩野小学校笈松分校(旧校舎)が眼鏡工場として、また増永家は越前市の旧谷口家住宅が使用されています。
主要な撮影は4月から始まり、2023年秋の公開を予定しているとのことです。今から本当に楽しみですね🎥
私自身、福井県議として、地域文化の継承や地場産業の発展に関わるこうした取り組みを、福井県議会の場でもしっかり支援していきたいと考えています。
「おしょりん」は、福井が世界に誇る“眼鏡づくりの物語”を次の世代へ伝える大切な作品になるでしょう。
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