先週、福井県鯖江市で開催された「みんしゃか(みんなで社会を学ぶ会)」に参加してきました。
この会は、地域の中で社会課題について共に考え、学び合うことを目的とした新しい取り組みで、今回が第1回目の開催でした。
今回のゲストは、ネットと通信制高校の制度を融合させた新しい形の高校、N高等学校の発起人である中島武さん。
現在は、不登校の小中学生に新しい学びの選択肢を提供する「クラスジャパン小中学園」を立ち上げ、全国各地で注目を集めています。
オンライン配信も同時に行われ、全国から約90名もの参加があり、その関心の高さがうかがえました。
私も以前、中島さんと直接お話しする機会がありましたが、改めて「不登校」という課題の広がりを実感しています。
文部科学省の調査でも、不登校の小中学生は増加傾向が続いており、これは福井県でも例外ではありません。
もちろん、できる限り学校に通ってほしいという思いはありますが、単に「行かせる」ことだけが目的ではなく、
子どもたちが安心して学び、社会とのつながりを築ける場をどう増やしていくかが重要だと感じています。
ネットを活用した教育モデルは、地域の教育機関や行政にも新しい視点をもたらしており、
今後、福井県議会としてもこうした柔軟な学びの形をどう支援していくかが問われていくと思います。
私自身、福井県議として、教育の現場や家庭、地域が連携し、どの子どもにも居場所と希望がある社会を目指して取り組んでまいります。
なお、今回のイベントはコロナ感染防止対策を徹底した上で、安全に開催されました。
このような形で、多様な学びを支える議論が県内でも広がっていくことを心から期待しています。
#N校 #中島武 #不登校 #不登校特例校
#子どもたちの学びの場 #クラスジャパン小中学園 #みんしゃか
#福井県 #鯖江 #福井県議 #福井県議会 #教育 #山浦光一郎
