2月15日に告示された福井県永平寺町長選挙ですが、立候補の届け出が締め切られ、
現職の河合永充(かわいながみつ)氏が無投票で再選されることが決まりました。
日頃から親しくさせていただいている町長でもあり、今回の再選を心から嬉しく思います。
これまでの実績と地域への誠実な姿勢が、多くの町民の皆さんから信頼を得ている証だと感じます。
今後の永平寺町にとって、これからの数年間は極めて重要な時期になります。
2年後の2024年春には、いよいよ北陸新幹線が福井県内で開業を迎えます。
また、4年後の2026年春には、県内区間の中部縦貫自動車道が全線開通予定となっており、
地域の交通ネットワークが大きく変化する節目を迎えます。
これらのインフラ整備は、観光振興や地域経済の活性化に大きなチャンスをもたらす一方で、
少子高齢化・人口減少が進む永平寺町においては、その恩恵をどう地域に生かしていくかが問われる局面でもあります。
実際に、永平寺町は人口に占める65歳以上の高齢者の割合が高く、
過疎化と高齢化が同時に進む地域でもあります。
しかし同時に、禅のまち・永平寺を中心とした歴史文化や、
豊かな自然資源を活かした観光・教育・地域づくりの可能性が大きい町でもあります。
私自身、福井県議として、こうした町の取り組みを支援しながら、
福井県全体の地域間連携や観光施策、経済活性化の推進にも力を注いでいきたいと思います。
福井県議会でも、北陸新幹線開業を契機とした地域振興や人口減少対策について、
議論を一層深めていく必要があると感じています。
河合町長のリーダーシップのもと、永平寺町がさらに発展し、
住民の皆さんにとってより住みよいまちとなるよう、
私も引き続き全力でサポートしてまいります。

